キッチンから深夜に響き渡る音

家出していたパパは、また先週木曜に帰ってきました。どうやら木曜金曜と飲み会があったようで。

とはいえ、家にいるなら一応作る晩ごはん。

飲み会だって教えてくれるわけじゃないから、夜までわからないから作るしかない。


木曜日、

唐揚げと小松菜炒めとサラダ、キッチンに置いておいたら、

飲み会から帰ってきたパパは酔っ払っていて酒の勢いも手伝ってか、

ガッシャ〜んって。 投げつけていた。キッチンのゴミ箱に向かって。お皿や いろんなものを。


真夜中にキッチンから響き渡るすごい音。

こどもたちがどうか起きて聞いていませんように。ぐっすり寝ていますように。

ただそれだけ祈って。

キッチンに行こうかと迷ったけど、私が行ったら火に油を注ぐだけだなと思い、部屋でただただ音を聞いていました。

部屋中に割れたものが散らばっていないといいなと願って。


明け方、パパのイビキが聞こえてきて眠ったのを確かめてから、降りて行きました。こどもたちが起きて見てしまう前に片付けないとね。

1番下の子はまだハイハイ。割れた破片の上でハイハイさせられない。

みんなが寝てるから掃除機かけられず、ガムテープで念入りに拾う。

そもそも ハイハイの子がいるのに割れる行為をするって・・・。こどもを思いやれない気持ちが悲しい。


割れ物は一応キッチンだけですんだ。ダイニングの方には来ていなかった。ゴミ箱に向かって投げてあったから。ふたの開いていないゴミ箱の方向に向かって。不幸中の幸いというところか。自分の作った食べ物が捨てられるだけならいい。何も割れるように投げつけることはないのに。